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英語の go about というフレーズ、使いこなせていますか? go about には、主に3つの意味があります。
3秒で理解 go about の意味早見表
| フレーズの構造 | 使用頻度 | |
|---|---|---|
| 「〜に取り掛かる・取り組む」 | go about 物事 / ~ing | 78% |
| 「動き回る・広まる」 | go about 場所 / ~ing | 15% |
| 「〜の状態でいる」 | go about 形容詞 / in 名詞 | 7% |
(使用頻度は、Oxford English Corpus より)
ネイティブが最もよく使うのは「取り掛かる」 の意味で、特に How do you go about~? の形で頻出します。
この記事では、英語初心者の方も今日から使えるように、次の内容を例文40個とともに丁寧に解説します。
【この記事で分かること】
- go about の3つの意味と正確な使い分け
- ネイティブが最も使う「How do you go about」の意味・使い方
- 類似表現(start / tackle / get started)との違い
- ビジネス・日常会話の例文
- go about の意味① 「取り掛かる」
- go about の意味② 「あちこち動き回る」
- go about の意味③ 「ある状態でいる」
- go about と類似表現の使い分け
- go about と go around はどう違う?
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
go about の意味① 「取り掛かる」
go about の「取り掛かる・取り組む」は、単なる「始める」ではなく、「特定のやり方・手順で進める」というニュアンスが重要です。
- go about 物事(名詞) =「~に取り掛かる」
- go about ~ing(動名詞) =「~することに取り掛かる」
よくある間違い:go about to 不定詞 はNG
- He went about to prepare for the presentation.
- He went about preparing for the presentation.
(彼はプレゼンの準備に取り掛かった)
go about の語源は?
go about の起源は分からなかったので、about について調べてみました。
「あちこちに」 「近隣に」
もとは「外側に」「あちこちに」「場所から場所へ」を示す語から派生し、1300年頃までに「周りに」「近隣に」という意味に発展したそう。
さらに「従事している」の表現も使われるようになりました。この変化が、go about が持つ複数の意味につながっています。


「取り掛かる」の意味
この意味は about の「従事している」の意味から来ていると考えられます。
「取り掛かる」は、仕事などに「(特定のやり方で)取り組む」「始める」だったり、これまでしてきたことを「いつも通り行う」「続ける」だったりします。
- go about 物事 / ~ing:
- 「(特定のやり方で)取り組む」
- 「(これまでしてきたことを)いつも通り続ける」
go about の例文
「go about + 物事」 の使い方
- You're not going about the job in the right way.
(あなたは正しいやり方で仕事に取り組んでいない) - Would you tell me how to go about it?
(どうすればいいか教えてもらえますか?) - I want to learn German but I don’t know the best way to go about it.
(ドイツ語を学びたいが、どうすればいいか分からない) - Your application could take weeks if you don't go about it in the right way.
(正しい方法で行わないと、申請に数週間かかる可能性がある) - The shoemakergoes about his work with a smile.
(靴職人は笑顔で仕事に取り組んでいる)
「go about ~ing」 の使い方
- She went about organizing the files without waiting for instructions.
(彼女は指示を待たずにファイルの整理に取りかかった) - I finally went about organizing my book collection.
(ようやく本コレクションの整理に取り掛かった) - I went about cleaning the attic, even though it was freezing up there.
(寒かったけれど屋根裏の掃除に取りかかった) - After the meeting, they went about drafting the proposal immediately.
(会議後すぐに提案書の作成に取りかかった) - He went about solving the issue step by step.
(彼は問題を段階的に解決していった)
「how do you go about」 の意味・使い方
go about は「特定のやり方で進める」ことにフォーカスするので、how(方法)と一緒に使うことが多いです。
使用頻度が高く、TOEIC・ビジネス英語で確実に使える表現
- How do you go about~?:
- 「~をどのように進めるのか?」「どうやって取り掛かるのか」
ビジネスの実践例文
- Let me explain how we usually go about preparing the quarterly report.
(四半期レポートを通常どう準備しているか説明しよう) - Sir, how should I go about formatting this report?
(このレポートのフォーマットはどのようにすればよいでしょうか?) - How should we go about collecting customer feedback more efficiently?
(顧客フィードバックをより効率的に集めるにはどう進めるべきか?) - A:"I need to create a marketing plan." B:"How do you go about it?"
(A「マーケティングプランを立てないといけない」 B「どうやって進める?」) - A:"This bug is difficult to fix." B:"How should we go about it?"
(A「このバグは修正が難しい」 B「どうすればいい?」)
「how to go about」 の形も頻出
- How to go about~:
- 「~の進め方、取り組み方」
- The leaflet tells you how to go about making a will.
(リーフレットには遺言書の作成方法が記されている) - I'm not sure how to go about making a pie.
(パイの作り方がよく分からない) - Let's discuss how to go about the negotiations.
(交渉の進め方を話し合おう) - We need to decide how to go about launching the new product.
(新商品のローンチをどう進めるか決める必要がある) - That’s not the best way to go about solving this issue.
(それはこの問題を解決する最適な方法ではない)
the way to go about~(~の取り組み方)でも同じ

go about の日常会話の例文
- How do you usually go about planning your trips?
(旅行の計画って普段どうやって進めてる?) - How should I go about finding a job?
(どうやって仕事を探すべきか?) - I’m not sure how to go about fixing this, but I’ll give it a try.
(これをどう直せばいいのかよく分からないけど、とりあえずやってみるよ) - That’s not the right way to go about asking for help.
(助けを求めるなら、そのやり方は違うよ)
場面別の具体例
朝、家族とキッチンで
- Mom:"You’re already up? What are you doing?"
(母「もう起きたの? 何してるの?」) - Me:"Just going about making breakfast. Thought I’d surprise you with pancakes."
(私「朝食を作ってるだけ。パンケーキでサプライズしようと思ったの」)
同僚との仕事の進め方について
- Colleague:"How do you usually go about organizing client data?"
(同僚「普段クライアントのデータをどうやって整理してる?」) - Me:"I start by sorting everything by date, then I tag the files based on priority."
(私「まずすべてを日付順に並べ替えて、優先度に基づいてファイルにタグを付けるよ」)
友人が人間関係で悩んでいる時
- Friend:"I don’t know how to talk to her after the argument."
(友人「喧嘩して彼女とどう話せばいいのか分からない」) - Me:"Maybe you could go about apologizing by just being honest. That always helps."
(私「正直に謝ればいいんじゃない? それが一番だよ」)
映画の台詞での使われ方
go about は、あの名作映画『ダイヤルMを廻せ!』(Dial M for Murder))や『エクソシスト』(The Exorcist)にも登場します。
How do you go about writing a detective story?
「どうやって探偵小説を書くんだ?」Dial M for Murder(1954)
『エクソシスト』はオカルトの代表作でアカデミー賞も受賞してますが、ハチャメチャに怖いので、ホラー苦手な方にはお勧めしません。
『ダイヤルMを廻せ!』はサスペンスで、作り込まれたトリック展開が今観ても十分面白いので、ぜひどうぞ。
【Amazon Prime Video】
で 『ダイヤルMを廻せ!』(字幕版)を見る
go about の意味② 「あちこち動き回る」
物理的に「歩き回る・動き回る」の意味もあり。「人」だけでなく、特に「噂や知らせ」「病気」が「あちこち広まる」場合にも使われます。
- go about 場所 / ~ing:
- 人が「あちこち動き回る」
- 噂・病気などが「広まる」
人が 「動き回る」
「go about + 場所」 の使い方
しばしば go about+「場所」の形で「~を動き回る」。
- I've gone about the whole office, and I still haven't found that file.
(オフィス中を探し回ったが、まだそのファイルは見つからない) - You just went about the Mediterranean all summer?
(夏の間中、地中海を回ったの?) - On Halloween, the kids go about the whole neighborhood.
(ハロウィンの時子供たちは近所中を歩き回る) - All summer, the bees go about the garden collecting pollen.
(夏の間中、ミツバチは庭を飛び回って花粉を集める) - She is well enough to go about again.
(彼女は回復してまた歩き回れるようになった)
「go about ~ing」 の使い方
動名詞が後ろに続くと、「~して回る」「あちこちで~する」。
- She's been going about telling everyone the news.
(彼女はみんなにそのニュースを話して回っている) - It's unprofessional to go about criticizing your colleagues.
(同僚を批判して回るのはプロフェッショナルではない) - He went about telling everyone the secret.
(彼はその秘密をみんなに言いふらして回った)
噂・病気などが 「広まる」
go about の後に名詞は続きません。自動詞としての用法です。
- I know that rumor's gone about by now.
(その噂はもう広まったと分かっている) - When news of this tax scandal goes about, your career in politics will be finished.
(この税金スキャンダルが広まれば、あなたの政治におけるキャリアは終わる) - I don't want news of my pregnancy to go about just yet.
(妊娠のことをまだ知られたくない) - It's a shame that so many illnesses always go about at Christmastime.
(クリスマスの時期にいつも多くの病気が流行るのは残念だ)
- 主語が「人」 go about 「場所」、または go about~ing
- 主語が「噂・病気」 名詞は続かない
spread, circulate との比較
この用法では、go about より go around が一般的(特に米語)。ただし、主にイギリス英語では、go about も go around と同じ意味で使われます。
| ニュアンス | フォーマル度 | イメージ | |
|---|---|---|---|
| go about / around | 「今流行っている・出回っている」 | 低(口語) | あちこちにある |
| spread | 「範囲が広がる・数が増える」 | 中 | 点から面へ拡大 |
| circulate | 「循環する・出回る」 | やや高 | 輪の中で回っている |
spread の使い方
spread は、他動詞(~を広める)としても、自動詞(~が広まる)としてもOK。
- The virus spread quickly through the city.
(ウイルスが街中に素早く広まった) - Stop spreading rumors about her.
(彼女の噂を広めるのはやめなさい)
circulate の使い方
circulate は「特定の集団や経路の中で回っている」ニュアンス。人から人へ、場所から場所へ移動し続けている状態を指します。
- Rumors began to circulate after the announcement.
(発表後、噂が出回り始めた) - A flu strain was circulating in the office.
(オフィス内でインフルエンザが流行していた)
go about の意味③ 「ある状態でいる」
たいてい go about in 名詞 や go about 形容詞 の形で使われます。
「何かを着て(何かの状態で)いる」。「日常的にそういう服装や状態でいる」という、見た目や状態に重きを置いたニュアンスです。


- go about 形容詞 / in 名詞:
- 「日常的にその状態でいる」
- She often goes about barefoot.
(彼女はよく裸足で歩き回る) - Must you always go about in ripped jeans and a ratty t-shirt?
(いつも破れたジーンズとぼろぼろのTシャツを着て出歩かなければならないの?) - I don't know why you always go about in that silly hat.
(どうしてあなたがいつもその変な帽子をかぶって出歩くのか分からない) - She always goes about in a bright red coat.
(彼女はいつも真っ赤なコートを着て出歩いている)
go about one's business の意味
go about one's business は「(すべきことを)いつも通り続ける」「日常業務をこなす」というイディオム。しばしば as usual(いつも通り)が付きます。
- go about one's business:
- 「いつも通り続ける」「日常の業務を行う」
- Despite the threat of war, people went about their business as usual.
(戦争の脅威にもかかわらず、人々はいつものように仕事に就いていた) - The villagers were going about their business as usual.
(村人たちは普段通りに仕事をしていた) - Don't pay any attention to me, just go about your business.
(私に注意を払わないで自分の仕事を続けてください) - In the crowded streets it is hard to tell whether people are going about their business or simply wandering.
(混雑した通りでは人々が仕事をしているのか、ただ歩き回っているだけなのか見分けるのが難しい) - From my office on the top floor, I could observe all the city's workers going about their business.
(最上階にある私のオフィスから、街の労働者全員が仕事をしているのを観察できた)
go about と類似表現の使い分け
「始める」や「取り組む」の意味で、go about と似ている語はいくつかあるけれど、それぞれニュアンスが異なります。
| 意味 | ニュアンス | ポイント | |
|---|---|---|---|
| go about | 「取り組む・始める」 | 物事の「進め方・取り組み方」に焦点 | 方法論 |
| start | 「始める」 | 最も中立。何かを開始する時全般 | 開始 |
| tackle | 「取り組む」 | 困難な問題に「立ち向かう・取り組む」 | 困難への挑戦 |
| get started | 「とりあえず始める」 | start よりカジュアル。「開始」を促す | 開始点 |
| deal with | 「取り組む・処理する」 | 問題・状況に向き合って対処する | 問題への対応 |
| handle | 「対処する・処理する」 | 実務的に処理する | 処理・管理 |
start の使い方
start は、方法や難易度は関係なく、開始そのものを表す一般的な言い方です。
- go about 「計画的に進める・段取りよく行う」
- start 単に「始める」
- He started studying French last spring on a whim.
(彼は去年の春、気まぐれでフランス語の勉強を始めた) - Let’s start the meeting with a quick update from each team member.
(各チームメンバーからの簡単な最新情報から会議を始めよう) - She started laughing as soon as she heard the joke.
(彼女はそのジョークを聞いた途端笑い出した)
tackle の使い方
tackle は、難しい問題に立ち向かう時に使われます。
- They tackled the noise complaint by upgrading all the windows in the building.
(彼らは建物内のすべての窓を改修することで騒音苦情に対処した) - She’s determined to tackle her fear of public speaking this year.
(彼女は今年人前で話すことへの恐怖を克服しようと決意した) - The firefighters tackled the blaze for hours before bringing it under control.
(消防士たちは何時間も消火活動に取り組み、ようやく鎮火した)
get started の使い方
「始めよう」と相手の背中を押す時にも使えます。カジュアルな「開始」。
- Let’s get started on the new project today.
(とりあえず今日から新しいプロジェクトを始めよう) - Before we get started, does anyone have questions about the timeline?
(始める前に、スケジュールについて質問はありますか?) - We should get started on the onboarding materials.
(新人研修資料の作成に取り掛かろう)
deal with の使い方
問題・課題・状況などに「向き合う・対応する」こと。「処理」よりも「対応」に焦点。
- We need to deal with customer complaints quickly.
(顧客の苦情には迅速に対応する必要がある) - How do you deal with stress at work?
(職場のストレスにどう対処している?) - The two issues should be dealt with separately.
(2つの問題は別々に扱うべきだ)
handle の使い方
habdle は「手で扱う」 「うまく処理する・管理する」。deal with より「実務的・操作的」。
- She handles all the scheduling for the team.
(彼女がチームのスケジュールをすべて管理している) - Can you handle this equipment?
(この機器を扱える?) - We all have to learn to handle stress.
(私たちは皆ストレスに対処する方法を学ばなければならない)
go about と go around はどう違う?
go about と go around は、基本的に別の意味です。けれど、イギリス英語では go about も go around と同じ意味で使われたりするので、混乱のもと。
イギリス英語では、go around より go round のほうが使われます。
アメリカとイギリスの違い
- go about:イギリスで使用
- go around:アメリカ・イギリスで使用
| 基本の意味 | 「噂・病気の蔓延」 | 「歩き回る」 | |
|---|---|---|---|
| go about | 「取り組む・進める」 | 主に英で使用 | 英「あちこち移動」 |
| go around | 「周りを回る・行き渡る」 | 米で使用 | 米「ぶらぶら歩く」 |
go around の使い方
「周りを回る」「行き渡る」の意味は、go about にはありません。
- The discussion kept going around in circles.
(議論は堂々巡りを続けた) - The Earth takes approximately 365 days to go around the Sun.
(地球が太陽の周りを一周するのに約365日かかる) - Are there enough pencils to go around?
(鉛筆は十分に行き渡りますか?) - There weren't enough chairs to go around.
(椅子が足りなかった) - I'm going around to my sister's later.
(後で姉の家に立ち寄る予定だ)
使い分けのコツ
- 「どうやって取り組むか(方法・手順)」 go about
- 「ぐるっと回る・広がる・行き渡る」 go around
- 「噂・病気が蔓延する」 英:go about / 米:go around
よくある質問(FAQ)
「go about」の後ろの動詞は、原形かto不定詞か、ing形のどれ?

go about の後ろには、動名詞(-ing形)が来ます。動詞の原形やto不定詞は使いません
「go about」と「get started」の違いは何?

get started は「(何かを)始める」という行為の開始点に焦点を当てます。一方、go about は「どのように始めるか、どのような手順で進めるか」という方法やプロセスに焦点を当てるニュアンスが強いです
「How do you go about it?」はどういう意味?

「それをどのように進めるのか?」「どのような手順でそれに取り掛かるのか?」という意味です。相手に具体的な方法やアプローチの仕方を尋ねる際によく使われる実用的なフレーズです
「go about」はビジネスシーンでも使える?

はい、使えます。特に、プロジェクトやタスクへの「取り組み方」や「進め方」を議論する際によく使われます
「go about」と「go around」の違いは?

意味はほぼ同じですが、英米で使用頻度の違いがあります。基本として、go around は「物理的に回る・回転」などで使われ、go about は「動き回る・方法」を示します
【次の記事】to go の意味と使い方
まとめ
go about は、単に「始める・取り組む」のでなく、「特定の手順で取りかかる・進める」という意味の、超重要フレーズです。
ポイントは3つ
- go about doing の形は必須ポイント
- 「進め方」にフォーカス
- start との違いを理解する
けれど、「理解」だけでは英語を話せるようにはなりません。耳で聞いて、口から出すのを繰り返すことで初めて「使える英語」になります。
毎日のインプット アウトプット
NHKのラジオ講座は、忙しくても続けやすい教材です。インプットだけでなくアウトプットも、毎日1日10~15分、無料でできます。
少しでも理解の助けになれたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Collins Dictionaries, Online Etymology Dictionary, LDOCE)

