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roll call は「点呼・出席確認」という意味の名詞です。「点呼をとる」と言いたい時は、call the roll や take attendance のほうが自然。
- 「roll call と call roll はどう違う?」
- 「role call の使い方は?」
- 「学校・会議・ビジネスで一般的なのはどれ?」
この記事では、初心者の方も迷わないように、意味 違い 使い分け よくあるミスの順で整理します。最初に、最重要ポイントだけまとめます。
roll call の意味
roll call の意味まとめ
| 意味 | 品詞 | 使用場面 | イメージ | |
|---|---|---|---|---|
| roll call | 「点呼・出席確認」 | 名詞 | 学校、軍隊、会議、組織 | 名簿を見ながら名前を呼ぶ |
- 名詞
roll call(点呼・出席確認) - 動詞
call the roll(点呼をとる)、take attendance(出席を確認する)
roll call:
roll call の使い方
- roll call: call は名詞
- 「点呼」「出席確認」
- Roll call will be at 7 a.m.
(点呼は午前7時に行われる) - We had to stand in the snow every morning for roll call.
(毎朝点呼のために雪の中に立たなければならなかった) - The guest list reads like a roll call of the nation's heroes.
(来客名簿は国の英雄たちの点呼のように読める) - The teacher started the roll call.
(先生は出席確認を始めた) - We had three roll calls today.
(今日は3回点呼があった)
call は、可算名詞も不可算名詞もあり。roll-call とハイフンが付いても同じです。
- 個別の「点呼」「出席確認の行為」を数える時 可算名詞
- 「点呼」という活動や概念 不可算名詞
シーン別の例文
roll call は、通常は軍隊や学校、会議などのフォーマルな場面で使われることが多いです。日常的な文脈だと、堅苦しく聞こえたりします。
学校での例文
- The teacher began a roll call to check attendance.
(先生は出席確認のため点呼を始めた) - Roll call is a daily routine in our homeroom.
(点呼はホームルームでの毎日の習慣だ) - The professor skipped the roll call because the class was small.
(クラスの人数が少なかったため、教授は点呼を省略した)
ビジネス・会議での例文
- roll call vote:
- 「記名投票」「点呼投票」
※ 議員1人ひとりの名前を呼び、賛成・反対を記録する投票方法
- 「記名投票」「点呼投票」
- Several roll calls were necessary to confirm who was online.
(オンライン参加者を確認するために複数回の点呼が必要だった) - The chairman asked for a roll call vote on the proposal.
(議長は提案について点呼投票を求めた) - Without roll call, it’s hard to track attendance in large conferences.
(点呼がなければ、大規模な会議では出席状況を追跡することが困難だ)
軍隊・組織での例文
- The commander ordered a roll call after the drill.
(指揮官は訓練終了後に点呼を命じた) - Roll call is a strict discipline in the army.
(点呼は軍隊において厳格な規律だ) - Missing roll call can lead to punishment.
(点呼を欠席すると処罰の対象だ)
比ゆ的な使い方
- The awards ceremony felt like a roll call of industry leaders.
(授賞式は業界のリーダーたちの点呼のようだった) - Social media often turns into a roll call of trending names.
(ソーシャルメディアはしばしばトレンドの有名人たちの点呼の場となる)
日常会話での例文
- Let’s do a quick roll call before we leave for the trip.
(旅行に出発する前に簡単に点呼をしよう) - Roll call at the party showed who had already arrived.
(パーティーでの点呼で誰がすでに到着しているか分かった)
call the roll と類似表現との違い
「点呼をとる」という動詞では、call the roll と the を入れるのが正式です。ただ、日常会話や学校では、call roll と省略された言い方も見かけます。
call roll :正式ではないカジュアル表現。日常会話・学校
類似表現との比較表
| 意味 | ニュアンス | |
|---|---|---|
| call the roll | 「点呼をとる」 | 名簿を読み上げるという動作を含む |
| take attendance | 「出席を確認する」 | 出欠を取るという目的を表し、方法は問わない |
| headcount | 「人数確認・人員数」 | 単純に人数を数えること。ビジネス・イベント |
call the roll の使い方
call the roll は「名簿」に載っている名前を呼んで、その人がいるかいないか確認する行為。
take roll (call) も同じ意味です。the を付ける場合もあるけれど、ないほうが自然。
- call the roll:
- 「点呼をとる」
- The teacher called the roll to see if any students were absent.
(先生は生徒が欠席しているか確認するために出席を取った) - Suzy, please take the roll, I need to step out for a moment.
(スージー、出欠を取って。少しの間席を外さないといけないんだ) - I already called roll, so I know you're late.
(すでに点呼を取ったので、きみが遅れたのは分かっている) - The Senate clerk will now call the roll.
(上院書記官が点呼を行う) - He had just finished taking roll when the fire alarm went off.
(彼が点呼を終えたちょうどその時、火災警報が鳴った)
take attendance の使い方
出欠確認という「目的」だけを表し、方法は自由。「出席」は attendance が一般的。
- take attendance:
- 「出欠を確認する」
- The teacher took attendance at the start of the morning class.
(講師は午前の授業開始時に出席をとった) - During the seminar, the assistant took attendance by passing around a sign-in sheet.
(セミナー中はアシスタントが出席簿を回して出席をとった) - The teacher took attendance using a tablet.
(先生はタブレットで出欠を取った)
例文で違いを確認
- The teacher called the roll.
(先生は点呼をとった)
名簿を読み上げたことが明確 - The teacher took attendance.
(先生は出欠をとった)
出席確認したが、どうやったかは不明
headcount の使い方
headcount は名詞で「人数確認」。動詞は count heads(人数を数える)。名前ではなく、頭数を数える場合に使われます。
- headcount:名詞
- 「人数確認」
- count heads:動詞
- 「人数を数える」
- The manager requested a headcount of staff working on the night shift.
(マネージャーは夜勤のスタッフの人数確認を依頼した) - We did a quick headcount before boarding the bus to make sure no one was missing.
(バスに乗る前に誰も欠けていないか確認するために人数を数えた) - Teachers regularly count heads during a school trip.
(修学旅行の際、教師たちは定期的に人数を確認する) - There look to be about 50 people here ― I haven't counted heads yet.
(ここに50人くらいいるように見える。まだ人数は数えていないけど)
roll call のよくある3つのミス
role call というスペルミス


role: [róul]
roll: [róul]
「名前の一覧を読んで出席を確認する」という意味なら、必ず roll call です。
- The teacher took role call this morning.
- The teacher took roll call this morning.
(今朝先生が点呼をした)
「人」 以外には使わない
roll call は「人の名前」や「出席確認」に使われ、物や抽象的なものには通常使いません。たとえば、menu item(メニューアイテム)は料理のリストなのでNG。
- We had a roll call of the menu items before ordering lunch.
- We took roll call before lunch.
(昼食前に点呼があった) - We did a quick headcount before heading out for lunch.
(昼食に出かける前に人数をすばやく数えた)
冠詞の付け方の間違い
「点呼をとる」「点呼がある」という「習慣的な活動」を言う場合、無冠詞が一般的。a / the を付けると、文法的には間違いでないものの、少し不自然な感じ。
注意点として、動詞が call なら the が必要です。
冠詞の付け方早見表
| 意味 | 冠詞の有無 | |
|---|---|---|
| call the roll | 「点呼をとる」 | 通常 the が必要 |
| take roll call | 「点呼をとる」 | 通常無冠詞 |
| have roll call | 「点呼がある」 | 通常無冠詞 |
| do roll call | 「点呼をとる」 | 通常無冠詞 |
| do a quick roll call | 「すばやく点呼をとる」 | 通常 a を付ける |
- do a quick roll call:
- 「サッと点呼をとる」
※ 特定の「1回の行為」を指しているため、a を付ける
- 「サッと点呼をとる」
- We had the roll call every morning.
- We had roll call every morning.
(毎朝点呼があった)
roll の5つの意味
roll call の roll は「名簿」です。他に、名詞の roll はざっくり5つ意味があります。
- 名詞の roll:
- 「名簿」
- 「巻かれたもの」
- 「転がること」
- 「ぜい肉のうねり」※ rolls of fat で
- 「轟音」
「名簿」
「名簿」=「公式の名前のリスト」で、register(登録簿)と同義です。
なぜ roll が 「名簿」?
昔、名前を記載した名簿は巻物でした。長い紙に文字を書いて筒のように丸めて(roll)いました。
日本と西洋の巻物
日本でも海外でも「巻物」は「巻物」。とはいえ、日本語は縦書きで、右から左へ読むタイプ。対して、西洋の言語は横書きのため、上から下へ読むタイプです。
「名簿」の例文
- Is your name on the electoral roll?
(あなたの名前は選挙人名簿に載っていますか?) - Eligible voters had been removed from the voting rolls.
(有権者は投票名簿から削除された) - He should be struck off the roll of solicitors.
(彼は弁護士名簿から抹消されるべきだ) - Falling rolls could lead to smaller class sizes.
(生徒数の減少はクラスの規模縮小につながる可能性がある)
「巻かれたもの」



ちなみに、bread(パン)は数えられない名詞ですが、roll は数えられる名詞なので a や複数形の -s が付きます。
- There were several rolls of carpet stacked at the back of the shop.
(店の奥にはカーペットが何巻きも積まれていた) - Would you like a roll with your soup?
(スープと一緒にロールパンもいかがですか?)
「転がること」

「転がるという行為や動作」だけでなく、船や航空機の「左右に傾いて転がるような横揺れ」や、「サイコロを振る(転がす)こと」も示します。
- The dog went for a roll in the grass.
(犬は草むらで転がった) - If you get a 7 or 11 on your first roll, you win.
(最初にサイコロを振って7か11を出せばあなたの勝ちだ)
on a roll(絶好調で)
on a roll はイディオムで、「上手くいって」「絶好調で」「波に乗って」。物事が成功していたり、幸運な時期を過ごしている状態です。
日本語でも、事が上手く運ぶことを「上手く転がる」のように言いますね。
- on a roll:
- 「絶好調で」
- Small business is on a roll.
(中小企業は好調だ) - Don't stop me now ― I'm on a roll!
(今は止めないで。私は波に乗ってる!) - Once you get on a roll you feel as though you're unbeatable.
(一度波に乗ると、無敵のような気分になる)
on a roll の由来
ギャンブルで、サイコロを振ることに由来すると考えられています。roll a dice は「サイコロを振る」。ゲームの勝者がサイコロを振ります。
何かが転がり始めると、その勢いでずっと転がり続けるところから、勝ちが続いている状況を表すようになったそう。
「ぜい肉のうねり」

roll は地面や波の「隆起」や「うねり」のことも言ったりします。
通常「うねり」の意味では rolls of fat の形で「腰のすぐ下の脂肪の層」を指して使われます。こんな言い方があるというのが、なんとも…。
- Rolls of fat hung over her belt.
(余ったぜい肉が彼女のベルトに張り出していた) - He had the rolls of fat on his stomach.
(彼の腹にはぜい肉がついていた)
「轟音」
重い物がゴロゴロ転がる時のような、「連続した低い音」を言います。ドラムや雷の音など。
- Can you ask the drummer to play a drum roll?
(ドラマーにドラムロールを演奏するよう頼めますか?) - There was a roll of thunder, and the rain started pelting down.
(雷鳴が響き、雨が激しく降り始めた)
よくある質問(FAQ)
「roll call」と「call the roll」はどう違う?

roll call は「点呼」という名詞、call the roll は「点呼をとる」という動詞句です。
roll call は Roll call will be at 7 a.m.(点呼は午前7時だ)のように使い、call the roll は The teacher called the roll(先生が点呼をとった)のように使います。
「call the roll」と「take attendance」は何が違う?

call the roll は、特に名簿を読み上げることを指し、take attendance は「出席をとる」という動作を表す一般的な表現で、方法は問いません。
take attendance はカジュアル、call the roll はややフォーマルです。
「call roll」は正しい英語?

会話では使われますが、基本形としては call the roll / take attendance を優先するほうが安全です。
「roll call」はビジネスシーンでも使える?

はい、使えます。大人数の会議や研修で参加者を確認する際に、しばしば conduct a roll call(点呼を実施する)と言います。ただし、少人数のカジュアルな会議では check attendance のほうが自然です。
roll call は軍隊式の厳格なイメージがあるため、使う場面を選びましょう。
似た表現「roll」と「role」の違いは?

roll は「名簿」、role は「役割」で、意味がまったく違います。
英単語は、意味だけ覚えても、実際には使い分けでつまずきやすいです。roll call / take attendance / call the roll のように、似た表現を文脈ごとに覚えるのが効果的。
「単語だけだと覚えにくい」「例文ごとインプットしたい」と感じるなら、音声付きで英語表現をまとめて学べる教材を使うと早いです。
音声で学ぶ日常英語
日常よく使う生活英語は、短い会話を何度も聞いて、声に出して使える形にしておくことが大切。NHK『ラジオ英会話』のような継続型の教材が適しています。
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まとめ
roll と role のスペルの表記ミスはよく起こるので、ご注意ください。
- roll call =「点呼・出席確認」
- call the roll / take attendance =「点呼をとる」
最初は、これだけ覚えて、例文ごと口に出して練習してみてください。英語表現は単語単体で覚えるよりも、実際の文章や音声の中で何度も触れるほうが定着します。
【次の記事】call を使ったフレーズ
少しでも理解の助けになれたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, The Idioms, Cambridge Dictionary, LDOCE, Collins Dictionaries, Online Etymology Dictionary)
