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staff の使い方
- staff [stʌ́f]: スタッフ、職員
- stuff [stǽf]: 物、(漠然とした)もの
staff は通常単数形
staff は、一人の職員のことではなく、グループとしての職員全体を指します。
「あれ?」と思われるかもしれませんが、a staff of five(5人の職員)のように単数の a を付けることもできます。
これは、職員の数は5人でも「5人の職員のグループが1つ」の意味ですね。
イギリス英語だと、five staff とも言えます。とはいえ、staffs とはならないので、なんだか妙な感じです。ちなみに、アメリカ英語ではこの言い方はしません。
【イギリス英語のみ】
- I have five staff working for me.
(私には5人のスタッフがいる)
複数形にならないのは嫌だ! どうしても複数形にしたい! という場合は、five staff members(5人の職員)など、staff の後ろに複数形の名詞を付けましょう。
もっとも、staffs と複数形にするのは無理かと言うと、そういうわけでもありません。
あまり使うことはないものの、たとえば、senators and their staffs(上院議員とそのスタッフ)のように、グループが複数あれば、staffs です。
staff は単数扱いか複数扱いか
staff が主語の時、集合的なものとみなされ、イギリス英語では複数扱いになります。ところが、アメリカ英語だと単数扱いです。
【イギリス英語】
- The staff in this shop are very helpful.
(この店のスタッフはとても親切だ)
【アメリカ英語】
- The staff in this store is very helpful.
(この店のスタッフはとても親切だ)
stuff と thing の違い
stuff と thing はほぼ同じ
stuff のほうがくだけた言い方ですが、実際、stuff と thing はたいてい置き換え可能です。
ひとくちに「モノ」と言っても、ニュアンスはいろいろで、「所有物・所持品」の意味だったり、漠然とした 「物事」だったりします。
ただし、stuff は数えられない名詞なので、stuffs とはならないのが thing と異なる点です。
- stuff:
- 不可算名詞のため、複数でも -s は付かない
【所有物・所持品】
- Where's all my stuff?
(私の物はどこ?) - Put your things on and let's go.
(服を着て、さあ行こう)
【漠然とした物事】
- I've got loads of stuff to do today.
(今日はやることが山積みだ) - I've got lots of things to do today.
(今日はやることがたくさんある)
stuff に a が付く?
イギリス英語で not give a stuff というスラングがあります。意味は、「少しも気にしない」「重要視しない」で、なんとこれには a が付いてます。
- I don’t give a stuff what you think!
(あなたがどう思おうが関係ない!) - I don't give a stuff about making money.
(金儲けなんてどうでもいい)
直訳すれば「ものを与えない」。not give a fuck などの卑俗語の代用表現とされます。ただ、フレーズの正確な由来は不明でした。
「ちっとも構わない」を表すイディオムは、not give a fuck、not give a shit、not give a rat’s ass などなど、卑俗語が使用されているものが多いので、代用としての stuff にも a が付いたのかも?
stuff と thing の違い
ひとつには、things は「全般的な状況」を言う場合があるのに対し、stuff はあまりこの使い方はしません。
- Hi, Jane! How are things?
(やあ、ジェーン! 調子はどう?) - I wish things could have been different.
(もっと違う状況であればよかった)
the thing (that)~ のようにthat節が続いたり、the thing to-不定詞 の時も、thing のほうが普通ですね。
- The thing they said that we shouldn’t forget was to take a boat trip on the lake.
(忘れてはいけないと言われたのは、湖でボートに乗ることだ) - The best thing to do is to phone the doctor at once.
(一番良いのは、すぐに医師に電話することだ)
また、話し言葉で the thing is, と切り出した後、一呼吸置いて「問題は~」のように言ったりもします。
- The thing is, we don’t have time to visit New York as well as Washington.
(問題は、ワシントン同様ニューヨークも訪れる時間がないということだ) - That’s OK, but the thing is, he still hasn’t apologised for his remark.
(それはいいのが、問題は、彼がまだ自分の発言について謝罪していないということだ)
- thing:
- ざっくりした「状況」を言う場合がある
- the thing (that)~、the thing to-不定詞 の形でよく使う
さらに挙げると、thing はわりと「具体的な対象」を示し、stuff は「漠然とした雑多な対象」を示す傾向があります。stuff のほうがふわっとした曖昧な感じ。
- Can you pass me that thing over there?
(あそこにあるものを渡してくれる?) - She's very fond of sweet things.
(彼女は甘いものが大好きだ)
※ sweet things は sweet foods のこと - There's sticky stuff all over the chair.
(椅子のあちこちにベタベタした物が付着している) - What's this black stuff?
(この黒いものは何ですか?)
それが「重要なもの」「実在するもの」というニュアンスだったり、人間や動物に対して特別な感情を込めて言う場合も、thing が使われます。
- I don't understand why these corny films are still a thing in 2020.
(なぜこれらの陳腐な映画が2020年にまだ流行っているのか理解できない) - I'm not sure that ‘modular techno music’ is really a thing.
(「モジュラーテクノミュージック」が本当に存在するのかどうかは分からない)
※ sweet things は sweet foods のこと - You must be starving, you poor things.
(あなたたちは飢えているんだろう、かわいそうに) - The baby's a pretty little thing.
(赤ちゃんというのはとても小さい)
- thing:
- 具体的な対象を示す
- 何かについて特別なニュアンスを込めて言う
- stuff:
- 漠然とした雑多な対象を示す
and stuff と and things
and stuff と and things は大体同じ意味で、「~など」「~とかそういったもの」と付け加える言い方です。
似たようなものを挙げながら、それが何なのか具体的には示さない時に使われます。他の残りを「~など」でまとめる便利な表現。
like that(そのような)が付くこともあります。
- This is the drawer where I keep paper and envelopes and stuff.
(これは紙や封筒などを入れている引き出しだ) - She likes nice clothes and things (like that).
(彼女はいい服やそういったものが好きだ)
まとめ
AIと英会話レッスン
昨今、AIの発展は目を見張るものがありますね。まだまだ人力と比較すると精度は荒いけれど、何より使っていて楽しい。
「スピークエル」は人間の講師ではなく、AIとの英会話レッスンアプリです。
音声込みでAIと英語チャットができるサイトは他にもあるものの、英会話練習に焦点を当てたものになってます。
しっかり英語力をアップしたいという人にはちょっと不向きかもですが、「ゆるくお手軽に英会話を楽しみたい」「AIに興味がある」という人にお勧めです。
こちらもAIと英会話レッスンできるスマホアプリです。ストーリー仕立てのスキットの中で会話していく形式で、ゲーム感覚で遊べ…ではなく学習できます。
イラストのAIもかわいいし、スキットが800以上あって、スピーキング力のレベル判定ができるなど、学習アプリとしてとても優秀。楽しく学べるのが何よりです。
300万ダウンロードで評価も上々。今後、こういったAIアプリがどんどん増えて来そうですね。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, Cambridge Dictionary)