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- drunk と drunken の違い
- drunk の意味と使い方
- drunken の意味と使い方
- drunk と drunken の使い分け
- 動詞の drink
- 類似表現・関連表現
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
drunk と drunken の違い



drunk と drunken は、一見すると「これって動詞の活用形では?」と思いがちですが、どちらもれっきとした形容詞。
drink の活用形
drink(現在形)- drank(過去形)- drunk(過去分詞)
drunk と drunken の違いについて、結論を先に言うと、とてもシンプルです。
- drunk 補語になる「叙述用法」
- drunken 名詞に付く「限定用法」
| 品詞 | 用法 | 使い方 | |
|---|---|---|---|
| drunk | 形容詞・過去分詞 | 叙述用法 | 一般的に使われる。日常会話で自然 |
| drunken | 形容詞 | 限定用法 | 限定的な使用。文語・文学・報道など。詩的で古風 |
drunk の意味と使い方
drunk は「(酒に)酔った」と、比ゆ的に「酔った」、すなわち「何かに酔いしれた」の2通りあります。
たとえば「ビールに酔った」「ウイスキーに酔った」など「~に酔った」とアルコールの種類を表す時は、drunk on~。
酒以外の「権力」「成功」etc. に酔いしれる場合は、drunk with~ も使われます。
重要なのは、通常 drunk は「叙述用法」でのみ用いられ、名詞を修飾する「限定用法」にはならない点です。つまり、名詞の前には来ません。
ただし、やはりというか、例外があって、drunk driver(酒気帯び運転者)や drunk driving(酒気帯び運転)などは、名詞の前に付いてます。
これらは、慣例的に正しい用法です。
- drunk:
- 酒に「酔った」 drunk on~
- 権力などに「酔いしれた」 drunk with~
- 叙述用法のみ(ただし、drunk driver、drunk driving など例外もあり)
「酒に酔った」
- They were clearly too drunk to drive.
(彼らは明らかに運転できないほど酔っていた) - By now I was pretty drunk on the free beer.
(その頃には無料のビールでかなり酔っていた) - He came home drunk and vomited all over the kitchen floor.
(彼は酔って帰宅し、台所の床中に嘔吐した) - His only way of dealing with his problems was to go out and get drunk.
(彼が問題に対処する唯一の方法は外出して酒で酔うことだった) - They got drunk on vodka.
(彼らはウォッカで酔っぱらった) - The wine made him drunk.
(ワインで彼は酔った)
「酔いしれた」
- She was almost drunk with all these new impressions.
(彼女はこうした新たな印象に酔いしれていた) - They are currently drunk with success.
(彼らは現在成功に酔いしれている) - I felt drunk with the excitement of life.
(人生の興奮に酔いしれた) - He was accused of arrogance and being drunk with power.
(彼は傲慢で権力に酔っていると非難された) - We were drunk with freedom.
(私たちは自由に酔いしれていた)

drunk の名詞
また、drunk は「酔った人」「酔っぱらい」という名詞もあります。数えられる名詞なので、複数の時は -s を付けて drunks。
- 名詞の drunk:
- 「酔っぱらい」
- A couple of drunks were passed out on the sidewalk.
(数人の酔っぱらいが歩道で酔いつぶれていた) - I don't like to take the bus at night. It's full of drunks and crazy people.
(夜にバスに乗るのは好きではない。酔っぱらいやイカれた人がたくさんいる) - Every night, the drunks come in.
(毎晩酔っ払いがやって来る) - This place was shunned by tramps and feared even by drunks and peg-sellers.
(この場所は浮浪者に避けられ、酔っ払いや麻薬売りにさえ恐れられていた) - Drunks are heaped on drunks like spawning newts.
(酔っぱらいは産卵するイモリのように酔っぱらいの上に積み重ねられる)
drunken の意味と使い方
drunken は「人」を指す時は、「酒に酔った」あるいは「飲酒癖のある」。
drunk にはない用法として、「アルコールや酩酊状態を特徴とする、またはそれに関連する」という意味でも用いられます。
簡単に言えば、「行為」や「状況」や「物事」を修飾して「酒に酔った行為」「大量に酒を飲む状況」「酒に関連した物事」を表します。
drunken は「限定用法」のみで使われ「叙述用法」になりません。名詞を修飾するだけです。
- drunken:
- 「酒に酔った(人)」
「人」を表す - 「酒に酔った(行為)」「大量に酒を飲む(状況)」など
「行為・状況・物事」を表す - 限定用法のみ
- 「酒に酔った(人)」
- ※ 叙述用法にならない
He was drunken last night.
「人」を表す
- She decided to divorce her drunken and violent husband.
(彼女は酒に酔って暴力を振るう夫と離婚することを決意した) - The square filled up with drunken baseball fans.
(広場は酔っ払った野球ファンでいっぱいになった) - He was a drunken bully.
(彼は酔っぱらった暴君だった) - A couple of drunken sailors were arguing with a policeman outside the bar.
(酔った船員数人がバーの外で警官と口論していた) - A drunken teenager was arrested for vandalism.
(酒に酔った十代の若者が器物損壊で逮捕された)
「行為・状況・物事」を表す

- The place was full of noise and drunken shouting.
(その場所は騒音と酔った人々の叫び声でいっぱいだった) - The two met at a drunken party in college.
(二人は大学時代の酒宴で出会った) - He was found in a drunken stupor.
(彼は泥酔状態で発見された) - Police broke up a drunken brawl outside the pub.
(警察はパブの外の酔っ払いの乱闘を止めた) - They come from broken homes, drunken homes.
(彼らは崩壊した家庭、酒浸りの家庭から来た) - He hit her in a drunken rage.
(彼は酔って激怒し彼女を殴った)
stupor [stúpər] は「意識が朦朧とした状態」のこと。

drunk と drunken の使い分け
drunk は、be や get や seem などの動詞の後に用いるのが通例ですが、例外的に名詞の前に付くこともあります。
drunk が名詞に付く時
先に挙げたように、drunk driver や drunk driving は定型表現です。
この他にも、「人」を表す名詞の前に付けて使われることもあり。ただし、あまり正式な用法ではありません。
- She was being driven home by an extremely drunk young man.
(彼女はひどく酔った若い男に家まで送ってもらっていた)
drunken の使い方と比較してみましょう。酔っぱらった「人」の行動を表すには、drunk ではなく drunken を使います。
- Groups of drunken hooligans smashed windows and threw stones.
(酔ったフーリガンの集団が窓を壊して石を投げた) - I descended into a deep drunken sleep.
(深く酔った末の眠りに落ちた)
drunk driver と drunken driver の違い


drunk driver と drunken driver は、法律上で異なりました。
酔いの程度で判断し、drunk は「適量のアルコールを摂取しているが、深刻な障害はない」レベル、drunken は「アルコールの摂取で、重度な障害がある」レベル。
けれど、drunken driver は古風な表現で、使用頻度は低く、法律文書でも使われなくなりました。酔いの強さの区別は実質、もうなくなったようです。
一般的なのは、drunk driver。イギリス英語だと、drink-driver が標準です。
- drunk driver
酒気帯び運転者(イギリス英語では、drink-driver) - drunken driver
飲酒運転者 古風・文学的
アメリカ英語の表現
- The police arrested a drunk driver who had caused a three-car collision on I-95.
(警察は州間高速道路95号線で3台の車の衝突事故を起こした飲酒運転者を逮捕した)
法律・報道・会話で標準的
イギリス英語の表現
- Last October, a car he was driving was struck head-on by a drunk driver.
(昨年10月、彼が運転していた車が飲酒運転者に正面衝突された)
口語的 - The drink-driver was banned from driving for two years.
(飲酒運転者は2年間の運転禁止処分を受けた)
標準的
| 法的な使用頻度 | 使用場面・ニュアンス | 米 or 英 | |
|---|---|---|---|
| drunk driver | 高い(特に米国) | 一般的。ニュース・会話・法律 | 米英共通(米国で特に多用) |
| drunken driver | 英米とも低い | 古風・詩的 | 英米ともほぼ使われない |
| drink-driver | 高い(英国) | 標準的。ニュース・法律 | イギリス英語 |
間違いやすいポイント
drunk と drunken は形が似ているだけに、ネイティブでも混同しがちです。
drunken は補語?
drunken は限定用法の形容詞で、名詞の前に置いて修飾するため、補語(be動詞の後)としては使えません。また、単体で「酔った人」という名詞にはなりません。
- He is a drunken.
- He is drunk.
(彼は酔っている)
会話で drunken driver?
法律・報道・日常会話では drunk driver が標準です。drunken driver は古風で、文学的な表現以外では不自然。
- A drunken driver caused the accident.
- A drunk driver caused the accident.
(飲酒運転者が事故を起こした)
drunken は過去分詞?
drunken は 形容詞のため、動詞の過去分詞としては使えません。drink – drank – drunk が正しい活用です。
- He has drunken too much beer.
- He has drunk too much beer.
(彼はビールを飲み過ぎた)
動詞の drink
動詞の drink についてざっくりと見てみましょう。
drink は「飲む」「飲酒する」の他に、水・空気、あるいは知識などを「吸収する」や「乾杯する」といった意味があります。
「吸収する」「乾杯する」の用法は、今回の主旨とあまり関係がないため省きます。問題は「飲む」「飲酒する」の意味。
自動詞も他動詞もあるものの、受身形になることはありません。
- drink:
- 「飲酒する」自動詞
- 「~を飲む」他動詞
自動詞の drink
- He doesn't drink.
(彼は酒を飲まない) - She's been drinking heavily since she lost her job.
(彼女は仕事を失ってからずっと酒を飲んでいる) - Don't drink and drive.
(飲んだら乗るな)
他動詞の drink
- He drank three shots of tequila without flinching.
(彼はひるむことなくテキーラを3杯飲んだ) - She drank the wine as if it were water.
(彼女はワインを水のように飲んだ) - I drank the last bottle of sake.
(最後の日本酒を飲んだ)
drink 感情 into
また、普通に「酒を飲む」だけでなく、「酒を飲んで~を特定の状態にする」の意味でも使われます。
drink+感情+into~ は「酒を飲んで感情を~へ押し流す」。感情を酒で処理しようとする行為を描写し、比ゆ的・文学的です。
- drink 感情 into~
「酒を飲んで感情を~へ押し流す」
- She tried to drink her grief into oblivion.
(彼女は酒を飲んで悲しみを忘れ去ろうとした) - He drank his loneliness into a haze of cheap bourbon.
(彼は安物のバーボンを飲んで孤独を紛らわせた) - They drank their regrets into the silence of the night.
(彼らは後悔を夜の静寂の中へと飲み込んだ)
たとえば、最初の例文の oblivion [əblíviən] は「忘却」という名詞で、直訳は「酒を飲んで、彼女の悲しみを忘却の状態にする」。
drink oneself
目的語として oneself が来ても、考え方は同じです。「酒を飲んで自分自身を特定の状態にする」。悪い状態になることが多いです。
drive oneself の後には、形容詞や to、into などの前置詞が続きます。「大量に酒を飲んで~になる」「~になるまで酒を飲む」。
- drive oneself~
「酒を飲んで(酔って)~になる」
- He had drunk himself unconscious on vodka.
(彼はウォッカを飲んで意識を失った) - She drank herself silly at the party.
(彼女はパーティーで酔ってバカみたいになった) - If he goes on this way he’ll drink himself to death.
(このまま行くと彼は酒に溺れて死んでしまうだろう) - She was drinking herself into a stupor.
(彼女は酒を飲んで泥酔していた) - He drank himself blind on cheap vodka.
(彼は安いウォッカに酔っぱらい、視界がぼやけた)
drink oneself silly は「飲み過ぎて分別がなくなる」というイディオムです。
laugh(笑う)なども、「動詞+oneself」の形で同様の使い方をします。laugh oneself なら「笑って~になる」、cry oneself なら「泣いて~になる」。
- I laughed myself silly at his jokes.
(彼のジョークで大笑いした)
drink 人 under the table


drink~under the table は「酒を飲ませて~をテーブルの下に置く」。
1600年代初期から使われたフレーズで、飲み比べの時、負けた人が酔って椅子から崩れ落ちて、テーブルの下でつぶれるさまを示しているそう。
「誰かをテーブルの下に置く」とは、「誰かを先に酔いつぶす」。すなわち、その人が「誰かより酒に強く、多くの酒を飲むことができる」ことを表します。
- drink~under the table
「~を先に酔いつぶす」「~より多く飲める」
- I've been known to have a few beers, but Lucy can drink me under the table.
(私がビールを何杯か飲むことは知られているが、ルーシーは私以上に飲める) - She's a tipsy after one shot — I could definitely drink her under the table.
(彼女は一杯でほろ酔いだ。私は間違いなく彼女より多く飲める) - Believe me, she can drink anyone under the table!
(信じろ、彼女は誰よりも飲めるんだ!) - Are you already buzzed? I didn't know I could drink you under the table!
(もう酔ってるの? 私があなたより飲めるとは知らなかった!) - I bet I can drink you under the table.
(きっと私はあなたより多く飲める)

類似表現・関連表現
drunk の他にも、「酔っている」状態を表す語はいくつかあります。酔いの程度やニュアンスを比較してみましょう。
酔い具合を表す英語表現
| 酔いの程度 | ニュアンス | |
|---|---|---|
| tipsy | ほろ酔い、軽い酔い | くだけた親しみやすい表現。カジュアル |
| drunk | 中〜重度の酔い | 最も一般的。口語・報道・法律でも使われる |
| intoxicated | 血中アルコール濃度など、客観的な基準の酔い | フォーマル。医療文書に多い |
| wasted | 泥酔、酔いつぶれ | 俗語。若者言葉でくだけすぎ |
tipsy
- After the second glass of wine I was feeling a little tipsy.
(ワインを2杯飲んだ後、少し酔ってきた) - She wasn't tipsy, just a little high.
(彼女はほろ酔いではなく、ただ少しハイになっていただけだった)
intoxicated
フォーマルな語ながら、intoxicated by / with の形で「酔いしれた」の意味でも使われます。
intoxicated:
- She was charged with driving while intoxicated.
(彼女は飲酒運転で起訴された) - Intoxicated by success, she wanted to go further.
(成功に酔いしれ、彼女はさらに上を欲した)
wasted
動詞の waste(無駄にする、浪費する)から来た形容詞。「酔った」はスラングの用法です。
- He was too wasted to drive.
(彼は酔いすぎて車を運転できなかった) - Paula was completely wasted after only one drink.
(ポーラは一杯飲んだだけで完全に酔っぱらった)
DUI と DWI
アメリカ英語で、DUI と DWI という犯罪があります。
DUI は Driving Under the Influence の頭字語で、「アルコールやその他の薬物の影響下で自動車を運転する犯罪」や「それに対する有罪判決」のこと。
「犯罪」を指す時は不可算名詞、「判決」ならば可算名詞です。
drunk driving(酒気帯び運転)の行為の結果が DUI になります。
一方、DWI は Driving While Intoxicated で「酩酊状態で運転する犯罪」や「それに対する有罪判決」。
DUI は米国全土で使われ、DWI は一部の州のみ。intoxicated [intɔ́ksikèitəd] は「酩酊した」。
DUI もDWIも、基準は州によって異なります。DWI のほうは酩酊状態を強調し、重度の違反として扱われることが多いです。
- DUI:
- 酒気帯び運転、およびその判決
- DWI:
- 酒酔い運転、およびその判決
- He was arrested the next day for DUI.
(彼は翌日酒気帯び運転で逮捕された) - I have worked for bosses who have had DUIs.
(飲酒運転歴のある上司の下で働いてきた) - She was charged with DWI after police found her passed out in her car on the side of a highway.
(警察が高速道路脇で車の中で意識を失っている彼女を発見し、酒酔い運転の罪で起訴された) - We would not hire someone with a DWI as a professional driver.
(酒酔い運転歴のある人をプロのドライバーとして雇用しない)

よくある質問(FAQ)
「drunk」と「drunken」はどちらを使えばいい?

通常、drunk は叙述用法で使い、drunken は限定用法(名詞を修飾する形容詞)として使われます。ただし慣用表現(例:drunk driver)など例外もあります
「drunk」は名詞として使える?

はい。a drunk は「酔っ払い」を意味する可算名詞として使われます
「drunkenness」や「drunkard」とは何が違う?

drunkenness は名詞で「酔い・酒酔いの状態」を指し、drunkard は「常習的な酒飲み・酔っぱらい」を表す名詞です
酔い具合を表す他の英語表現は?

軽い順に、tipsy(ほろ酔い)、buzzed(軽く酔った)、drunk(酔った)、wasted / hammered(泥酔した)、スラングで passed out(酔いつぶれた)などがあります
まとめ


drunk と drunken の違いは、一度覚えてしまえば楽勝です。drunk はニュース記事によく出てきますね。
英語に馴染むために
英語の語彙力・読解力を同時に伸ばすなら、『The Japan Times Alpha』や『Asahi Weekly』のような英字新聞がおすすめ。
国内で発行される英字新聞は、英語教材として優秀。従来の「読む」はもちろん、「書く」練習もあり、WEBサイトで英語音声を「聴く」も可能です。
少しでも理解の助けになれたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Collins Dictionary, Cambridge Dictionary, LDOCE, 英辞郎, Idiom Origins, The Content Authority)

