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「昨日、ちょっと飲みすぎちゃって……」と英語で伝えようとして、すべて "I was drunk." と言っていませんか?
ネイティブは、酔い具合によって驚くほど細かく言葉を使い分けています。一歩間違えると「ベロベロに酔っていた」という印象を与えてしまうことも。
この記事では、
- drunk と drunken の意味と違い
- ネイティブが実際に使う自然な使い方
- よくある間違い
を最短で分かるように解説します。この記事を読めば、海外ドラマの台詞がもっと理解でき、英会話でも相手に正確な状況を伝えられるようになりますよ。
- drunken と drunk の違い
- drunk の意味と使い方
- drunken の意味と使い方
- 例外|なぜ drunk driver はOK?
- どちらを使う? よくある間違い
- 「酔った」 の英語表現使い分け
- 「酔い」 を言う実践会話例
- ビジネスで使える語はどれ?
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
drunken と drunk の違い
drunk と drunken の比較早見表
| 意味 | 品詞 | 用法 | 使用頻度 | |
|---|---|---|---|---|
| drunk | 「酔っている」状態 | 形容詞・過去分詞 | 叙述用法(補語) | 高 |
| drunken | 「酔った〜」性質・特徴 | 形容詞 | 限定用法(名詞の前) | 低 |
- drunk:酔っている状態
- drunken:酔っている状態のもの・人
これだけ覚えれば、8割方OKです。

drunk も drunken も形容詞です。動詞との混同にご注意を。
動詞の drink「飲酒する」の活用形
drink(現在形)- drank(過去形)- drunk(過去分詞)
drunk の意味と使い方
drunk =「人が酔っている状態」
drunk は「酒に酔った」と、比ゆ的に「酔った」 「何かに酔いしれた」の2通りです。名詞の drunk は「酔っ払い」。
- drunk on:
「(アルコールに)酔った」 - drunk with:
「(権力・成功などに)酔いしれた」
「酒に酔った」 の意味
- They were clearly too drunk to drive.
(彼らは明らかに運転できないほど酔っていた) - By now I was pretty drunk on the free beer.
(その頃には無料のビールでかなり酔っていた) - He came home drunk and vomited all over the kitchen floor.
(彼は酔って帰宅し、台所の床中に嘔吐した) - His only way of dealing with his problems was to go out and get drunk.
(彼が問題に対処する唯一の方法は外出して酒で酔うことだった) - They got drunk on vodka.
(彼らはウォッカで酔っぱらった)
「酔いしれた」 の意味
酒ではなく、比ゆとして何かに「酔っている、酔いしれている」状態を表します。「感情」に酔っている場合もあり。
- She was almost drunk with all these new impressions.
(彼女はこうした新たな印象に酔いしれていた) - They are currently drunk with success.
(彼らは現在成功に酔いしれている) - I felt drunk with the excitement of life.
(人生の興奮に酔いしれた) - He was accused of arrogance and being drunk with power.
(彼は傲慢で権力に酔っていると非難された) - We were drunk with freedom.
(私たちは自由に酔いしれていた)

drunk が名詞に付く例外
通常、drunk が名詞を修飾することはありません。けれど、以下は例外で、慣例的に正しい用法です。
- drunk driver(酒気帯び運転者)
- drunk driving(酒気帯び運転)
名詞の drunk
名詞は「酔った人」「酔っぱらい」。数えられる名詞なので、複数の時は -s を付けて drunks。
- 名詞の drunk:
- 「酔っぱらい」
- A couple of drunks were passed out on the sidewalk.
(数人の酔っぱらいが歩道で酔いつぶれていた) - I don't like to take the bus at night. It's full of drunks and crazy people.
(夜にバスに乗るのは好きではない。酔っぱらいやイカれた人がたくさんいる) - Every night, the drunks come in.
(毎晩酔っ払いがやって来る) - This place was shunned by tramps and feared even by drunks and peg-sellers.
(この場所は浮浪者に避けられ、酔っ払いや麻薬売りにさえ恐れられていた) - Drunks are heaped on drunks like spawning newts.
(酔っぱらいは産卵するイモリのように酔っぱらいの上に積み重ねられる)
drunken の意味と使い方
drunken =「人や物事の酔っている特徴・属性」
drunken は「人」だけでなく、「物事」も修飾します。
- drunken 「人」:
「酒に酔った」「飲酒癖のある」 - drunken 「行為・状況」:
「酒に酔った行為」「大量に酒を飲む状況」「酒に関連した物事」
drunken は、補語になりません。
- He was drunken last night.
- He was drunk last night.
(彼は昨夜酔っていた)
「drunken + 人」 の意味
drunken 「人」 =「酔っている人」「酔っぱらい」
- She decided to divorce her drunken and violent husband.
(彼女は酒に酔って暴力を振るう夫と離婚することを決意した) - The square filled up with drunken baseball fans.
(広場は酔っ払った野球ファンでいっぱいになった) - He was a drunken bully.
(彼は酔っぱらった暴君だった) - A couple of drunken sailors were arguing with a policeman outside the bar.
(酔った船員数人がバーの外で警官と口論していた) - A drunken teenager was arrested for vandalism.
(酒に酔った十代の若者が器物損壊で逮捕された)
「drunken + 行為・状況」 の意味
drunken 「行為・状況」 =「人が酔った上での行為」「人が酔った末の状況」

- The place was full of noise and drunken shouting.
(その場所は騒音と酔った人々の叫び声でいっぱいだった) - The two met at a drunken party in college.
(二人は大学時代の酒宴で出会った) - He was found in a drunken stupor.
(彼は泥酔状態で発見された) - Police broke up a drunken brawl outside the pub.
(警察はパブの外の酔っ払いの乱闘を止めた) - They come from broken homes, drunken homes.
(彼らは崩壊した家庭、酒浸りの家庭から来た) - He hit her in a drunken rage.
(彼は酔って激怒し彼女を殴った)
例外|なぜ drunk driver はOK?
drunk は、be や get や seem などの動詞の後に用いるのが通例です。けれど、drunk driver のような例外があります。


drunk / drunken driver の違い
かつては、drunk driver と drunken driver は、法律上で異なりました。
以前の酔いの程度の区別
- drunk driver
適量のアルコールを摂取しているが、深刻な障害はない - drunken driver
アルコールの摂取で、重度な障害がある
今では、この区別は実質ありません。drunken driver は古風な表現で、使用頻度は低く、法律文書でも使われない状況。
一般的なのは、drunk driver。イギリス英語だと、drink-driver が標準です。
| 法的な使用頻度 | 使用場面・ニュアンス | 米 or 英 | |
|---|---|---|---|
| drunk driver | 高 | 一般的。ニュース・会話・法律 | 米英共通(米で特に多用) |
| drink-driver | 高(英) | 標準的。ニュース・法律 | イギリス英語 |
| drunken driver | 低 | 古風・詩的 | 英米ともほぼ使われない |
drunken は古風・文学的で、現代英語では限定的な場面にしか使われない
アメリカ英語の表現
- The police arrested a drunk driver who had caused a three-car collision on I-95.
(警察は州間高速道路95号線で3台の車の衝突事故を起こした飲酒運転者を逮捕した)
法律・報道・会話で標準的
イギリス英語の表現
- Last October, a car he was driving was struck head-on by a drunk driver.
(昨年10月、彼が運転していた車が飲酒運転者に正面衝突された)
口語的 - The drink-driver was banned from driving for two years.
(飲酒運転者は2年間の運転禁止処分を受けた)
標準的
どちらを使う? よくある間違い
drunk と drunken は形が似ているだけに、ネイティブでも混同しがちです。
酔った人の行動を言う
- I descended into a deep drunk sleep.
- I descended into a deep drunken sleep.
(深く酔った末の眠りに落ちた)
酔っぱらった人の「行動」を表すには、drunk ではなく drunken。
補語として使う
- He is a drunken.
- He is drunk.
(彼は酔っている)
drunken は限定用法の形容詞で、補語(be動詞の後)としては使えません。
日常会話で使う
- A drunken driver caused the accident.
- A drunk driver caused the accident.
(飲酒運転者が事故を起こした)
日常会話では drunk driver が標準。drunken driver は古風で、文学的な表現以外では不自然。
比ゆ表現として使う
- I’m drunken with happiness.
- I’m drunk with happiness.
(幸せに酔っている)
比ゆで使えるのは drunk。
drink を動詞として使う
- He has drunken too much beer.
- He has drunk too much beer.
(彼はビールを飲み過ぎた)
drunken は 形容詞。drink – drank – drunk が正しい活用形

「酔った」 の英語表現使い分け
酔いのレベル:
tipsy buzzed drunk / intoxicated wasted / hammered

| 意味 | ニュアンス | |
|---|---|---|
| tipsy | 「ほろ酔いの」 | 口語。気分が良くてフワッとした感じ |
| buzzed | 「軽く酔って」 | カジュアル。tipsy より少し強い。気分が上がっている |
| drunk | 「酔っている」 | 一般的・中立的 |
| intoxicated | 「酔っている」 | フォーマル。やや酩酊状態 |
| wasted | 「泥酔した」 | スラング。完全に潰れている。立てない・まともに話せないレベル |
| hammered | 「泥酔した」 | くだけた表現。wasted と同程度の酔い。ワイルドな響き |
tipsy の例文
一番軽い酔い。上品でソフトな表現。
- After the second glass of wine I was feeling a little tipsy.
(ワインを2杯飲んだ後、少し酔ってきた) - She wasn't tipsy, just a little high.
(彼女はほろ酔いではなく、ただ少しハイになっていただけだった)
buzzed の例文
気持ちよく酔って、テンションが上がっている状態。カジュアルな若者言葉。
- I’m buzzed but I can still drive — actually, no, I shouldn’t.
(ちょっと酔ってるけど運転は…いや、やめとくべきだ) - He gets buzzed after two beers.
(彼はビール2杯で気分が上がる)
intoxicated の例文
法律・医療・報告書などで使われる正式語。intoxicated by / with の形で「酔いしれた」の意味でも使います。
intoxicated:
- She was charged with driving while intoxicated.
(彼女は飲酒運転で起訴された) - Intoxicated by success, she wanted to go further.
(成功に酔いしれ、彼女はさらに上を欲した)
wasted の例文
動詞の waste(無駄にする、浪費する)から来た形容詞。かなり強い酔いで、正常に行動できない状態。
- She got totally wasted at the party.
(彼女はパーティーで完全に潰れた) - He was so wasted he couldn’t even stand up.
(彼は泥酔しすぎて立つことすらできなかった)
hammered の例文
wasted と同レベルの泥酔。ハンマーで殴られたように「ぐでんぐでん」な様子を示します。男性がよく使うワイルドな表現。
- He was completely hammered after the company drinking party.
(彼は会社の飲み会で完全にぐでんぐでんだった) - There were a few hammered students staggering around.
(数人の泥酔した学生がふらふらと歩き回っていた)
「酔い」 を言う実践会話例
相手の状態を気遣う
- You look a bit drunk. Are you okay?
(ちょっと酔ってるみたいだけど、大丈夫?)
自分の状態を説明する
- I don’t want to get drunk tonight, so I’ll take it slow.
(今日は酔いたくないから、ゆっくり飲む) - I’m trying not to get drunk since we have an early meeting tomorrow.
(明日早いので、酔わないようにしている)
ユーモアを交えた断り
- If I drink any more, I might start singing karaoke.
(これ以上飲んだら、カラオケ歌い出すかもしれない) - I’m at the perfect level of tipsy — any more and I’ll start making speeches.
(いい感じに酔ってる。これ以上酔うと演説を始めちゃうよ)
丁寧にお酒の勧めを断る
- Thank you, but I’m already a bit tipsy, so I’ll pass for now.
(ありがとうございます、でも少し酔っているので今は遠慮しておきます) - Thanks, but I’m a bit drunk already — better not overdo it.
(ありがとう、でももう少し酔ってるので、飲みすぎないようにします)
ビジネスで使える語はどれ?
使える表現と避けるべき表現
特に、wasted や hammered はスラングで、失礼だったり不適切な印象を与える可能性が高いです。ビジネスでは使わない方が安全。
ビジネスでの安全ライン
| フォーマル度 | ビジネス使用 | |
|---|---|---|
| tipsy | 可。社交の場で「少し酔った」ことを伝えるのに使える | |
| buzzed | 不可寄り。カジュアルすぎる。親しい同僚との会話ならOK | |
| drunk | 不可寄り。カジュアルな場面で事実として述べる | |
| intoxicated | 可。フォーマルな文書で使用可 | |
| wasted | 不可。スラングのため、ビジネスでは避けるべき | |
| hammered | 不可。かなりくだけた表現。ジョークでも避けるのが無難 |
- tipsy:社交的な場面で軽く使える
- intoxicated:フォーマルな文書・報告で使える
- buzzed / drunk / wasted / hammered:基本的に避けるか、カジュアルな場面限定
お酒に関する周辺表現
関連表現をチェックしておくと、TOEICにも役立ちます。
- sober [sóubər]:しらふの(drunk の対義語として最重要)
- hangover:二日酔い(TOEIC頻出)
- light / heavy drinker:軽い飲酒者/大酒飲み
- I stayed sober so I could drive us home.
(運転して家に帰るためにお酒は飲まなかった) - She woke up with a terrible hangover.
(彼女はひどい二日酔いで目を覚ました) - This liver condition is common in heavy drinkers.
(この肝臓疾患は多量の飲酒者に多く見られる)
【参考】DUI と DWI
アメリカ英語で、DUI と DWI という「犯罪」があります。
DUI とは
DUI は Driving Under the Influence の頭字語で、「アルコールやその他の薬物の影響下で自動車を運転する犯罪」や「それに対する有罪判決」のこと。
drunk driving(酒気帯び運転)の行為の結果が DUI になります。「犯罪」を指す時は不可算名詞、「判決」ならば可算名詞です。
DWI とは
一方、DWI は Driving While Intoxicated で「酩酊状態で運転する犯罪」や「それに対する有罪判決」。DWI は、重度の違反として扱われることが多いです。
- He was arrested the next day for DUI.
(彼は翌日酒気帯び運転で逮捕された) - I have worked for bosses who have had DUIs.
(飲酒運転歴のある上司の下で働いてきた) - She was charged with DWI after police found her passed out in her car on the side of a highway.
(警察が高速道路脇で車の中で意識を失っている彼女を発見し、酒酔い運転の罪で起訴された) - We would not hire someone with a DWI as a professional driver.
(酒酔い運転歴のある人をプロのドライバーとして雇用しない)

よくある質問(FAQ)
「drunk」と「tipsy」の決定的な違いは何?

drunk は判断力が鈍るほど酔っている一般的な状態を指しますが、tipsy は少しお酒が回って楽しくなっている「ほろ酔い」の状態を指します。tipsy の方がより日常的でマイルド、かつポジティブな響きがあります
ビジネスの場で「酔っています」と丁寧に言うには?

I'm a bit intoxicated. または、I've had a bit to drink. という表現が適切です。drunk はやや直接的すぎて「自制心がない」印象を与える可能性があるため、フォーマルな場では避けましょう
「drunkenness」や「drunkard」とは何が違う?

drunkenness は名詞で「酔い・酒酔いの状態」を指し、drunkard は「常習的な酒飲み・酔っぱらい」を表す名詞です
二日酔いを表す英語「hangover」の使い方は?

I have a hangover.(二日酔いです)のように使います。TOEICなどの試験でも頻出する単語です
「酔いをさます」を英語で何と言う?

sober up と言います。「水を飲んで酔いをさまして」と言いたい場合は、Drink some water to sober up. となります
【次の記事】「rather a」と「a rather」の違い
まとめ
drunk と drunken の使い分け3ステップは、
- 動詞の後なら drunk(例:He is drunk.)
- 名詞の前なら drunken(例:a drunken man)
- 例外を覚える(drunk driver, drunk driving)
単語の意味を理解したら、次は「実際の会話でどう使うか」です。
学んだ表現を「自分の言葉」に
たとえば、オンライン英会話のフリートークで「I got a little tipsy last night.(昨夜は少しほろ酔いでした)」と言ってみてください。
講師が「Oh, what did you drink?」と返してくれるはず。
【gymglish】
は、風変わりなAIとの英語レッスンです。個性的なキャラが、聞き取れない時でも繰り返してくれたり、別の言葉に言い換えてくれたり。
マンガを読むような感覚で進めていくのですが、いかにも海外マンガという感じのキャラが本当に面白い。自由会話OKなのも魅力。
対人でないというのは、気楽です。レッスン時間は1日15分。15日間の無料お試しがあるので、まずは合うかどうかの確認を。
【gymglish】 ![]()
開発元:Aimigo
Apple 評価: 4.5
Google 評価: 4.6
少しでも理解の助けになれたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Collins Dictionary, Cambridge Dictionary, LDOCE, 英辞郎, Idiom Origins, The Content Authority)