当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
load の用法
通常、load は「積み荷」「荷の総(重)量」「負荷」といった意味ですね。
busload(バスの最大収容人数)や truckload(トラックの積載可能量)のように、しばしば複合語でも使われます。
- The trucks waited at the warehouse to pick up their loads.
(トラックは荷物を積み込むために倉庫で待機した) - They ordered three truckloads of sand.
(彼らはトラック3台分の砂を注文した) - He put half a load of washing in the machine.
(彼は洗濯機に洗濯物の半分を入れた) - Teaching loads have increased in all types of school.
(あらゆる種類の学校で授業負担が増加した) - We're trying to spread the load by employing more staff.
(スタッフをもっと雇って負担を分散させようとしている)
a load of と loads of
また、a load や loads は、話し言葉で「大量」「たくさん」です。
a load of と loads of はどちらも「たくさんの~」なので、of の後に来るのが可算名詞なら、複数形になります。
- We saw a load of houses before we bought this one.
(この家を買う前にたくさんの家を見た) - Uncle Jim brought a whole load of presents for the kids.
(ジムおじさんは子供たちにたくさんのプレゼントを持ってきた) - He wrote loads and loads of letters to people.
(彼はたくさんの人々に手紙を書いた) - There's loads to do today.
(今日はやることが山ほどある) - They all had loads of fun at the park.
(彼らはみな公園でとても楽しんだ)
a load of の用法
ただし、特にイギリス英語で、好ましくないものを強調するために、a load of~ と言ったりします。この場合は、loads of にはなりません。
たとえば、rubbish(ごみ)、garbage(ごみ)、nonsense(ナンセンス)など。
- You're talking a load of rubbish.
(くだらないことを言っている) - The candidate's views on the economy are a load of crap.
(候補者の経済に対する見解はナンセンスだ) - You can't believe a word that guy says — it's a load of hot air.
(あの男の言うことは信じられない。まったくの作り話だ)
主語が複数形であっても、この用法では load は単数形で使われるので、動詞が are でも a load of です。
get a load of の意味
get a load of はアメリカのスラングで、誰かに何かを見るように、あるいは何かを聞くように言う時のイディオムです。
たいてい命令形で、「見て」「聞いて」と、相手に注意を払うよう伝える表現です。正直なところ、load の意味がよく分からない、とても不思議なフレーズ…。
- Get a load of that dress!
(あのドレスを見て!) - Get a load of that, guys! Very nice.
(みんな、あれを見て! とても素敵) - Get a load of Ted's new haircut!
(テッドの新しいヘアカットを見て!) - Did you get a load of that accordionist?
(あのアコーディオン奏者を見た?) - You'll stop doubting me once you get a load of how big her truck is.
(彼女のトラックがどれだけ大きいか見れば私を疑わなくなるでしょう)
「たくさんの」との見分け方
a load of が「たくさんある」の意味の場合、その後に続く語が数えられる名詞なら、複数の -s が付きます。
もっとも、混乱を避けるため、get loads of や have a load of のほうを使うことが多いかもしれません。
「~を見る」の意味では、命令形で使われることがほとんどで、of の後は、単数名詞や名詞節だったりします。おそらく、容易に区別はつくのではないでしょうか。
- We got a load of complaints about the loud music.
(大音量の音楽に関してたくさんの苦情があった) - I have a load of work to get done before I can go on vacation.
(休暇に行く前に済ませねばならない仕事が山ほどある) - We've got loads of time.
(時間はたっぷりある)
get a load of this guy とは?
"Get a load of this guy"(この男を見ろ)というフレーズは、いわゆる掲示板サイトでよく使われるインターネットミームです。
誰かが面白いことや気の利いたことを言った時に、その人を指さして、"Get a load of this guy" とキャプションを付けた画像で表されます。
1992年のコメディ映画「ウェインズ・ワールド」から来たものだとか。2010年以降、掲示板サイトやSNSで流行し始め、2020年に人気が急上昇しました。
本来はポジティブなニュアンスで使われるもので、人を嘲笑したり皮肉ったりする意図ではありません。
発端となった "Get a load of this guy" はこちらの動画(9秒)。
a load of は「たくさんの」なので、get a load of this guy は「この男をたっぷり取れ」 「この男をよく見ろ」になったのかも?
of の後ろは this guy の他にも、いろいろな語で使われるようになり、get a load of はスラングとして一般化しています。
旧作の Batman(1989)では、ジョーカーが "Wait till they get a load of me!"(俺を見るまで待ってろよ)と言ってます(5秒)。1989年!
まとめ
英語を毎日のルーティンに
毎日続けるには、NHKのラジオ講座は最強です。無料で、1日10~15分の短い時間で、あまり負担なく続けられます。
ラジオ英会話
昔は20分だったのに、5分短くなって今は15分。スキット仕立てのストーリーと、出演者3人の掛け合いが好きで聴いてます。
英語表現、文法、語彙、音読レッスン、英作文と、15分の中に盛りだくさんな内容です。
英会話タイムトライアル
英作文とスピーキングに特化してます。
制限時間内に英文を作り、それを口に出す練習というのは、昔のNHKの英語講座にはなかったタイプ。
「口がなかなか回らない」と悩んでる方はぜひ。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Cambridge Dictionary, Collins dictionary, LDOCE, DigitalCultures)